日本POP広告協会の調べによると、指名買いは8.4%と極めて低く、残りの91.6%
は銘柄選択を店頭で行っているといわれています。こういった理由からもPOP広告は銘柄
選択に非常に重要な役割を果たしているといえるでしょう。
しかし、POP広告を行うにしても、まずは店頭に商品を陳列していただかなくてはなりま
せん。このため、広告主各社は各店のバイヤーに商品を仕入れてもらったり、より良い陳列
場所を確保するためにテレビCMや懸賞などの消費者キャンペーンに積極的に取り組んでい
ます。仕入れの基準は、いかに販売現場へ生活者を誘導できるかというところにあり、この
ためテレビCM等のマス広告と店頭広告の連動が求められます。