【中級】1.あなたにとってイベントとは~

『イベントの創り方 講座 (初級編)』では、ひとつの商店会をモデルとして、イベントの企画段階から始めて、イベント本番、終了までを、ひとつの「流れ」の中で解説いたしました。
 「どういう風にイベントが出来上っていくのか」ご理解いただけたことと思います。
 
 さて「中級編」では、より具体的、実践的に話をすすめて参ります。
 また質問をいただければ、私なりの提案、解決策も提示していこうと考えています。引き続きのご愛読、よろしくお願いします。
 
 
 
 ●家族で行うイベントがあります。
 
 私にとってイベントは仕事ですが、家庭においても、いろいろと「仕事ではないイベント」を企画し、実施してきました。特に子供が小さかった頃。
 
 いうなれば、小さな子供(=お客様)のために、私と妻が「プランナー」と「ディレクター」を兼ね、行ってきたのです。
 
 小さなイベントは、週1回の外食(ハンバーガーショップを含む)や、ドライブ。近所の公園や買物に出かけること。わざわざ銭湯にタオルや石鹸を持って、ワイワイ云いながら出かけたものです。
 大きなイベントは、キャンプ、旅行、ディズニーランド行きでしょうか。
 
 これはどちらの家庭でも大なり小なり、いろいろと工夫を凝らして、やっていることでしょう。
 
 「写真」と「想い出」はたくさん残っていますか?
 
 
 ●ではなぜ、私たちは“家庭内イベント”を大切と考え、行ってきたのでしょうか?
 
 私の場合、やはり一番の理由は「子供の喜ぶ顔や、驚く顔が見たかったから」です。日曜たんびの「小さなイベント」は、「気分転換」という要素が大きかったように思います。
  
 さて「大きなイベント」は、子供の顔つきも、妻の目の輝きも違って見えました。たとえ1泊旅行でも、日常の世界から、ちょっと非日常の世界に行くことにより、気分は“躁”の状態が続き、「リフレッシュ度」もグッとスケールアップします。
 
 お土産をしこたま買い込み、家に戻ってカバンを広げてみたら、「どうしてこんなコケシを買ったんだろう?」と悩んでしまうことがよくありました。でも、旅行先で買ったものは、実はコケシではなくて「想い出」だったんですね。
 
  ◇         ◇         ◇         ◇
 
 ●“家庭内イベント”も“商業イベント”も実は同じことです。
 
  何が同じかというと、「実施の精神(!)」です。
 
 ☆・‥…・・・☆・‥…・・・☆・‥…・・・☆・‥…・・・☆・‥…・・
 イベントとは、『驚きと歓喜に満ちた非日常空間を創造すること』で
 あり、その中で観客の皆さんに『自由に遊んでいただくこと』!!
 ☆・‥…・・・☆・‥…・・・☆・‥…・・・☆・‥…・・・☆・‥…・・
 
   「そんなイベント、めったにない!!」とお思いでしょう!
 
 非常に優れた「お祭り」を想像してみてください。『リオのカーニバル』『土佐のよさこい祭り』『博多山笠』『おわら風の盆』・・・等は、皆その要素を持っています。
 
 羽目を外して踊り狂い、気分は“ハレ”の状態がずっと続きます。財布のヒモは緩みっぱなしで、散財しますが後悔は残りません。「十分以上に楽しめた」のですから。