【初級】意識改革について

1.役員会での決定を受けて総会が開かれました。承認事項は次の通りです。1.『八幡宮・秋の大祭・大売り出し』の1ヶ月前からプレキャンペーンを行い、「八幡宮商店街」が変わったことをアピールする。

2.それに伴い、9月に1週間のプレセールを実施する。

3.駐輪場、及びベンチ(縁台)の設置に関しては、10月の『大売出し』に向けて調整する。→役員会に一任

4.意識改革については必要だと考えるが、具体的なプランを役員会で練ってほしい。→役員会に差し戻し

5.集客のためのイベントプランを、早く提案してほしい、
の5点でした。
その夜、Aさんは、商店会長のEさんを誘って居酒屋にいきました。
Eさん 「駐輪場の件は、地権者の問題もあるし、私が調整するよ。ただ、今まで店の前に止めていた自転車を、別の場所に置くというのは、結構抵抗があるだろうね」

Aさん 「それと、買物袋の荷物の問題がありますね」

Eさん 「今までは、店の前で自転車のかごに入れていたのを、駐輪場まで手で運ばなくてはならないからね」

Aさん 「かといって、カートを置くと、駐輪場から戻すのに手が掛かりますね。毎日のことだと、バイトを雇うのもお金がかかるし」

Eさん 「商店街をよくするためだ。皆で協力すれば、出来るって」

Aさん 「わかりました。・・・それと自分で提案しておきながら、何ですが、『意識改革』についてはどうしましょう」

Eさん 「そうだなあ・・・」
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ここでいう『意識改革』とは、あらゆる商店会にとっての大問題です。
それぞれのお店に世代の異なる「社長さん」がいて、売っているものも、培ってきた販売方法も、違うからです。それをスーパーのように、マニュアルを定めて「統一しよう」としても、不可能ですし、無意味です。商店会の解体にも、つながりかねません。
ただし、「サービスの統一」は必要とだと考えます。午前中はすべての店で、『お客様に“おはようございます”と言おう』と決めるだけで、立派なサービスが成立します。
また「商店街」のマップを作り、2ヶ所程度掲示板を設置すると同時に、各お店に印刷物を置き、『問い合わせに応じてキチンと対応する』と決めれば、サービスの向上につながります。それよりなにより、今まで無関心だった他店舗のことを知ることにより、商店会内のコミュニケーションがスムーズにいくはずです。
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Dさん 「意識改革については、ちょっと腹案があるんだ。その件は、B・C・Dさんとも話し合って決めるから、Aさんはイベントに集中してくれればいいや」
Aさん 「はい、そうします! よろしくお願いします!」

 

 

 

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