【初級】一人じゃない・・・みんなで楽しもう

ちょっと今までのことをまとめます。
★イベントは「みんなで楽しむもの」、それは大正解です。
仲間内でワイワイ云いながら、
「あれは、どうしよう?」
「それはオレがやっておくよ」
「悪いなあ。じゃ、あの件は、俺のほうで確認しておくから」・・・
と、進めばいいのですが、なかなかそうはいきません。自分の仕事が忙しかったり、些細なことで喧嘩になったり、モレが生じたりと、うまくいかないことが多いようです。
そんな時、ディレクターをたてましょう。うまくいきます!
ここで云うディレクターとは、イベントを成功へと導く「推進者」です。
会議における「議長」であり、指示を出し、みんなを動かす「権利」を、グループの「総意」により与えられた、『部門責任者』です。『総責任者』はプロデューサー。ここでは商店会長のEさん。
Aさん(あなたです!)は、自分のお店のほかに、“ディレクター”の仕事に時間を取られそうで、最近、ちょっと不安で、孤独です。『貧乏クジを引いてしまったか』と思うことも、しばしば。そのことを何かの折にEさんに愚痴ると、
「Aさん、一人じゃないって!今度の「大売り出し」は、年に一度、商店会の皆が力を合せて協力し合える、いい機会なんだ。ここはひとつ、みんなで楽しもうよ。私が商店会長の“権力”を行使してさ(そんなものあるのかどうだか)、どんどん皆を招集するからさ」と、励ましてくれました。
◇         ◇         ◇
商店会全体での話し合い(総会)が急遽Eさんの召集により開かれました。
Aさんは、以前から顧客のデータの必要性を痛感しています。10年程前、広告代理店に頼んで作らせた資料はありますが、大型スーパーの進出や、商圏の移動により、今ではもう使えません。
そこで議長であるAさんは、イベントを決める前に、
▼どんな年代の人が、八幡宮商店会に来ているのか
▼どこから来ているのか(商圏はどこまでか)
を、ぜひ確認しておきたいと、話しました。
前回、広告代理店の市場調査方法はどうだったのか、当時、商店会長だった人が語ってくれました。それによると、
▼アルバイト15名による、商店街両サイドでのカウンター調査
▼調査員10数名による商店街内での聞き取り調査
が、中心でした。その結果を広告代理店が集計し、100枚近くの分厚い報告書が今に残っています。そして2日間実施の調査費として、70万円ほど支払ったとのことでした→→→70万円という費用は、市場調査費としては安い!
・・・実際はもっとかかります。
皆の口から、ため息がもれました。
報告書には、必要のない提案や、とても実施不可能なお金の掛かる提案が数多く含まれていました。Aさんは、もう一度、同じことをやる必要はないということ、本当に知りたい情報は、皆の協力があれば経費ゼロでも可能だと訴えました。
「各お店で、お客様に簡単なアンケートをお願いすれば、お金を掛けずに、それは可能です。アンケートの謝礼としては、以前作って、大量に余っているポケットティッシュをあてましょう」
Aさんの提案は、満場一致で了承されました。
Aさんがお願いし、Bさんが事前に用意していた「アンケート項目案」も承認され、さっそく次の土日にアンケートが実施される運びとなりました。
使用するアンケート用紙は、コンピュータの得意なCさんが作ってくれるとのこと。
Aさんは、「一人で何もかも背負い込む必要はないんだ。みんなで楽しんでイベントを創っていこう」と、固く決心しました、とさ。
 

 

 

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